ごきげんよう。
パトリシアの石田です。
最初、トゥインクル☆石橋でやってて、別に石橋ではないので、そこからトゥインクルだけにしたんですが、なんかもうアレなので本名でいきます。
石田です。
たぶんもう変更はないです(たぶん)。
2021年4月にスタートしたパトリシアでございますが、無事に年を越す事がでそうです。
そこで我々はこのタイミングで改めてパトリシアの今後の方向について考え直すことにしました。
開店当初は静岡のメイド喫茶やメイド文化が好きな人が来てくれたらと思ってたんですが、やはり東京と比べるとそういう方の母数が全然少なくて、そこだけに絞って営業するのはニッチすぎることがわかりました。
また、静岡においてもいわゆる昔ながらのメイドカフェよりも、どちらかというとコンカフェ寄りのお店に興味がある方のほうがまだ多いのではと個人的には感じているのですが、パトリシアに関して言えば、我々が提供したいとしているものは『部室のような居心地と楽しさ』なので、コンカフェのお客さんが求めているような、例えば『女の子を推したい!』などのニーズには応えられておらず、そういった面でもお客さんを絞ってしまっているように感じております。
それに加えて、現在、静岡市は春の朝の竹林のタケノコのように、至る所でニョキニョキとコンカフェが増えております。
ただでさえコンカフェ好きの方に対して集客力の弱いパトリシアが、他のコンカフェさんとコンカフェが好きな方たちを取り合っても勝ち目はないのは火を見るより明らかな状態です。
上記の現状を踏まえ、パトリシアはコンカフェの方は深追いせずに、逆にふだんコンカフェやメイド喫茶を利用されない人たちにも来ていただけるお店にしていきたいと考えました。
アップデート
もっと踏み込みますと、例えば個人の喫茶店を利用するような方たちに向けて展開していくつもりです。
週末、静岡の繁華街に遊びに行って、ちょっとお茶を飲もうかと思った際の選択肢にパトリシアが入れてもらえるようになれたらと思います。
そのためメイド喫茶の側面をあえてマイルドにして、逆に喫茶の面をあるラインまで持っていくことにしました。
具体的にはパトリシアは2022年1月までに以下のアップデートをおこなうことと致します。
チャージ制の廃止
今までドリンク1杯と1時間の席料のセットで1,500円で提供しておりましたが、普通のカフェの延長として利用してもらいたいため、思い切ってチャージ制をやめます。
2022年1月からチャージ無しのコーヒー一杯1,000円からにします。
喫茶店的側面の補強
飲食物に関しては、コーヒー、紅茶はそもそもある程度しっかりしているので、フードを頑張りたいと思っています。
手始めにフルーツサンドを始めるつもりです。
石田がマスターの位置に着く
別にこれまでも石田は普通に店内にいてコーヒーを淹れたりしていたのでとくに役職?がはっきりするだけで、何かが変わるわけではありません。
実はこれまで店があるわけでもないのにオーナーと名乗るのも違和感があって、とくに僕の立場の名称についてはあやふやにしてきました。
ただ、これから喫茶店的な面の補強を考えると、まぁ、マスターとしているべきなんだろうなという考えに至ったので、そうしようと思います。
書籍の販売
普通の本屋さんと同じようにちゃんと卸してもらった新品の書籍を販売します。
メイドさんたちのおすすめの本を置くので、話の種になればいいかなというのと、カルチャー感を出していけたらという思いもあります。
締めの言葉(半分泣き言)
なんか生意気にごちゃごちゃ書く連ねましたが、まぁ、現在よりも客単価が下がるわけなので、その分たくさんのお客さんを呼ばないといけなくなります。そういう面ではこれからかなり大変になります。
また、客単価は下げないほうが良いというのは鉄則中の鉄則なので、正直、それに反することをするのは本当に不安でしかありません。
そしてメイド喫茶にいわゆるオタク層ではない人たちをどう呼ぶのかも、上記以外にも今後様々な試行錯誤を重ねることになるでしょう。
ただ、店舗を持たない身軽なパトリシアだからこそ、そういう実験的なことができるのは強みだと思いますので、前向きにチャレンジしていきたいと考えております。
こんな調子のパトリシアでございますが、どうか、暖かく見守っていただければ幸いでございます。
では、また週末に。